軽自動車

軽自動車の基礎知識〜軽自動車の規格

日本ではポピュラーな存在である軽自動車ですが、実は軽自動車という呼び名は日本にしか存在しません。

 

もちろん海外でも日本の軽自動車は走っていますので、日本にしか存在しないというわけではないのですが、軽自動車という規格はあくまでも日本独自のものです。

 

いわば、日本国内のみでガラパゴス的に発展してきたわけです。

 

日本正式の携帯電話を「ガラケー」と呼ぶことは広く知れ渡っていますが、これを軽自動車に置き換えれば「ガラ車」や「ガラカー」と言えるかもしれませね(笑)。

 

しかし裏を返せば、日本の道路事情や用途に最も適したタイプのクルマとも言うこともできます。

 

このことから、今ではこれほどの人気を得ていると考えることもできるでしょう。

 

 

 

では、このジャパン・オリジナルの軽自動車とは、そもそもどのようなクルマのことを指すのでしょうか。

 

軽自動車の規格の時代に伴う変遷とともに、現在の規格とその特徴についてお話していくことにしましょう。

 

 

 

軽自動車規格の変遷

 

1949(昭和24)年:軽自動車規格の誕生

 

  • 全長:2800mm以下
  •  

  • 全幅:1000mm以下
  •  

  • 全高:2000mm以下
  •  

  • 排気量:4サイクル300cc以下/2サイクル200cc以下

 

 

1955(昭和30)年:4サイクル/2サイクルの種別を廃止

 

  • 排気量:360cc以下に統一

 

 

1976(昭和51)年:ボディサイズ、および排気量の拡大

 

  • 全長:2800mm以下 → 3200mm以下
  •  

  • 全幅:1000mm以下 → 1400mm以下
  •  

  • 排気量:360cc以下 → 550cc以下

 

 

1990(平成2)年:ボディサイズ、および排気量の拡大

 

  • 全長:3200mm以下 → 3300mm以下
  •  

  • 排気量:550cc以下 → 660cc以下

 

 

1998(平成10)年:ボディサイズの拡大

 

  • 全長:3200mm以下 → 3300mm以下
  •  

  • 全幅:1400mm以下 → 1480mm以下

 

 

 

現行の軽自動車規格とその特徴

 

エンジン排気量

 

  • 660cc以下

 

このようにかなりの小排気量ではありますが、これまでにさまざまな技術が投入されてきました。

 

その結果、現在では、日常的な使用用途において不満のない動力性能と、燃費の向上の両立が図られています。

 

また、よりパワーを望むユーザー向けには、ターボ付きのエンジンのグレードも選べる車種もあります。

 

 

ボディサイズ

 

  • 全長:3400mm以下
  •  

  • 全幅:1480mm以下
  •  

  • 全高:2000mm以下

 

この規格サイズは、コンパクトカーよりもはるかに小さいものです。

 

ただ、逆に言えば、細い路地や狭い駐車場における取り回しの良さにはバツグンのものがあり、日本の道路事情や道路環境に適したサイズとも言えるでしょう。

 

ちなみに、最小回転半径はおおよそ4m台となっており、広めの2車線道路であれば切り返すことなくUターンすることが可能です。

 


 
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